「Nextcloud」の版間の差分

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(Other Error deleting file "filename".)
(Backup)
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[ oc_files_locks ] テーブルにロック中のファイルが記載されている。タイミングなど、何らかの理由でロック中になってしまっていると思われる。このテーブルのレコードを削除すると、ロックが解除された削除可能になる。
[ oc_files_locks ] テーブルにロック中のファイルが記載されている。タイミングなど、何らかの理由でロック中になってしまっていると思われる。このテーブルのレコードを削除すると、ロックが解除された削除可能になる。
=== Backup ===
[https://web.gnusocial.jp/post/2024/02/11/10097/ 設置: Nextcloudのバックアップ | GNU social JP Web]
「[https://docs.nextcloud.com/server/20/admin manual/maintenance/backup.html Backup — Nextcloud latest Administration Manual latest documentation]」が公式情報です。
Nextcloudのバックアップでは、以下の4点が必要です。
# データベース
# configディレクトリー
# dataディレクトリー
# themeディレクトリー
バックアップに先立って、Nextcloudを保守モードにします。
maintenance:modeコマンドはデータの一貫性の維持のため、ログインユーザーのセッションをロックし、新規ログインを防ぎます。以下のコマンドで実行できます。
<code>php occ maintenance:mode --on</code>
コマンドを実行する代わりに、config/config.phpを編集しても実現できます。<code>"maitenance" => false</code>を<code>true</code>に変更すればOKです。
<code><?php
  "maintenance" => true,</code>
バックアップが完了したら、falseに戻します。コマンドの場合–offを実行します。
<code>php occ maintenance:mode --off</code>
ディレクトリーのバックアップは、丸ごとのほかに、config, data, themeディレクトリーを単に他のディレクトリーにコピーするだけでいいです。
<code>rsync -Aavx nextcloud/ nextcloud-dirbkp_`date +"%Y%m%d"`/</code>
<code>TARGET=nextcloud
BACKUP=$TARGET-backup-`date +"%Y%m%d"`</code>
<code>rsync -Aavx $TARGET/config $TARGET/data $TARGET/themes $BACKUP</code>
コマンド実行前に-nでコピー対象を確認しておくと、より安全です。ストレージ容量が無駄になるので、config/data/themesだけで十分だと思います。
何かあったときのために、更新が終わってもしばらくバックアップは残しておいてもよいかもしれません。

2025年4月26日 (土) 15:50時点における版

About

Nextcloudはコラボレーションツールだ。ownCloudのフォークとして始まった。元々は、Dropboxのようなオンラインストレージサービスだったが、データを元にしたコラボレーションツールとなっており、非常に多くの機能が提供されている。LAMP構成になっており、一般的なレンタルサーバーで動作する。集中的なサービスからの脱却が可能な非常に強力なFOSSとなっている。

Apps (アプリ) という拡張機能で、ベースとなるオンラインストレージ以外の機能が提供されている。例えば、以下のような機能がある。

Install

Other

Error deleting file "filename".

Ref: アップロードしたファイルやフォルダが消せなくなりましたが、どうしたら良いですか? | Nextcloud by NEXTsystems

Nextcloudでファイルを削除しようとすると、[Error deleting file "filename".] のようなトーストが表示されて削除に失敗することがある。

[ oc_files_locks ] テーブルにロック中のファイルが記載されている。タイミングなど、何らかの理由でロック中になってしまっていると思われる。このテーブルのレコードを削除すると、ロックが解除された削除可能になる。

Backup

設置: Nextcloudのバックアップ | GNU social JP Web

Backup — Nextcloud latest Administration Manual latest documentation」が公式情報です。

Nextcloudのバックアップでは、以下の4点が必要です。

  1. データベース
  2. configディレクトリー
  3. dataディレクトリー
  4. themeディレクトリー

バックアップに先立って、Nextcloudを保守モードにします。

maintenance:modeコマンドはデータの一貫性の維持のため、ログインユーザーのセッションをロックし、新規ログインを防ぎます。以下のコマンドで実行できます。

php occ maintenance:mode --on

コマンドを実行する代わりに、config/config.phpを編集しても実現できます。"maitenance" => falsetrueに変更すればOKです。

<?php

 "maintenance" => true,

バックアップが完了したら、falseに戻します。コマンドの場合–offを実行します。

php occ maintenance:mode --off

ディレクトリーのバックアップは、丸ごとのほかに、config, data, themeディレクトリーを単に他のディレクトリーにコピーするだけでいいです。

rsync -Aavx nextcloud/ nextcloud-dirbkp_`date +"%Y%m%d"`/
TARGET=nextcloud
BACKUP=$TARGET-backup-`date +"%Y%m%d"`
rsync -Aavx $TARGET/config $TARGET/data $TARGET/themes $BACKUP

コマンド実行前に-nでコピー対象を確認しておくと、より安全です。ストレージ容量が無駄になるので、config/data/themesだけで十分だと思います。

何かあったときのために、更新が終わってもしばらくバックアップは残しておいてもよいかもしれません。