「Firefish」の版間の差分
Gnusocialjp (トーク | 投稿記録) 細 (→History) |
細 (Firefishの歴史を更新しました。) |
||
(2人の利用者による、間の2版が非表示) | |||
24行目: | 24行目: | ||
このバージョンから、従来のx.x.xのセマンティックバージョニング形式から、随時更新のローリングリリース形式になるとのこと。公式アカウントやリポジトリーサイトも変更になった。 | このバージョンから、従来のx.x.xのセマンティックバージョニング形式から、随時更新のローリングリリース形式になるとのこと。公式アカウントやリポジトリーサイトも変更になった。 | ||
2024年9月5日、[https://info.firefish.dev/notes/9xsukr38m3komd63 公式の声明]が発表され、この日のリリースをもってFirefishはメンテナンスモードに入り、年末にはサポートを終了することとなった。 | |||
== Link == | == Link == | ||
34行目: | 36行目: | ||
* [https://firefish.city/@atomicpoet Chris Trottier (@atomicpoet) | Firefish]: Firefishの初期に資金やマーケティング関係の協力。 | * [https://firefish.city/@atomicpoet Chris Trottier (@atomicpoet) | Firefish]: Firefishの初期に資金やマーケティング関係の協力。 | ||
* [https://t1c.dev/ Kainoa's Portfolio]: 元々の著者のKainoの個人サイト。 | * [https://t1c.dev/ Kainoa's Portfolio]: 元々の著者のKainoの個人サイト。 | ||
== Firefish neko flavor == | |||
=== About === | |||
先述のnaskyaによる個人開発のフォーク。本家Firefishに細かい改善が加えられている。(ローカルタイムラインの位置の変更、MFMチートシートの位置が変わっているなど)<br> | |||
[https://code.naskya.net/naskya/firefish/source-by/main/docs/changes.md すべての変更点] | |||
本家Firefishからの移行、またneko flavorから本家Firefishへの移行が可能であり、リポジトリサイトにて、丁寧な説明もある。 | |||
2024年2月現在、本家Firefishに統合される予定である。[https://post.naskya.net/notes/9pleijzjnbybtr1m ソース] | |||
=== Link === | |||
* [https://code.naskya.net/repos/a3WPw/source-by/main neko flavorのリポジトリ] | |||
== Catodon == | == Catodon == | ||
=== About === | |||
Firefishの後継プロジェクトとして始まったプロジェクト。肥大化する機能をより厳選して、シンプルでわかりやすいものを目指している ([https://web.gnusocial.jp/post/2024/01/01/9763/ 報道: Firefishの現況は壊滅状態/後継プロジェクトCatodonの発表 | GNU social JP Web])。 | Firefishの後継プロジェクトとして始まったプロジェクト。肥大化する機能をより厳選して、シンプルでわかりやすいものを目指している ([https://web.gnusocial.jp/post/2024/01/01/9763/ 報道: Firefishの現況は壊滅状態/後継プロジェクトCatodonの発表 | GNU social JP Web])。 | ||
2024年9月5日 (木) 22:15時点における最新版
About
Firefish (firefish / firefish · GitLab) はMisskey v12から派生・フォークしたマイクロブログ型分散SNS実装だ。
Mastodon APIに対応した初期にMisskeyフォークとして、Misskeyをよく知らない海外ユーザーを中心に2023年前半に人気だった。
Function
フォーク元のMisskeyに対して、以下が主な特徴となる。
- Mastodon API対応
- 部分的なRustコード対応
- 投稿編集
- 投稿インポート
History
「Introducing Calckey! | Calckey」にある通り、Kainoa Kanter.が2022年7月にCalckeyとして始めた。その後、2023-07-19に現在のFirefishに改名した (改版: Firefish v1.0 | Calckey改名の真の理由は例の騒動? | GNU social JP Web)。
Calckeyの名前は、Kainoaがハンドルネームとしても利用していたThatOneCalculatorから名付けられたものだった。2023年に入って、Mastodon APIに対応し、検索機能に対応したMastodon代替実装として、海外ユーザー中心に人気を獲得する (記事: Calckeyの急速な成長 | GNU social JP Web)。これを受けて、当初個人プロジェクトとして始まったCalckeyは多くの貢献者を獲得し、個人名由来のプロジェクト名が、相応しくないこと、フォーク元のMisskey主要人物達によるLGBT差別発言を受け、Misskeyとの決別がリブランディングの理由だったと思われる (Kainoaはゲイとのこと)。
しかし、Firefishにリブランディング後、開発が停滞する。「報道: Firefishの現況は壊滅状態/後継プロジェクトCatodonの発表 | GNU social JP Web」にあるように、2023-12-30 Satには、FIrefishの貢献者から状況が報告される。それによると、何か月も著者で開発リーダーのKainoaと連絡が取れず、公式サーバーのfirefis.socialもアクセス不能で、プロジェクトが壊滅状態とのことだった。これを受け、貢献者のNamekujiとPanos DamelosはFirefishからCatodonのフォークプロジェクトを始めた。
約1か月後の2024-02-02にKainoaが正式にプロジェクトの放棄を宣言する。生活状況の変化を理由としていた。そして、後任者としてMRの発行数の多かったnaskyaを指名する (報道: Firefish著者Kainoaによる辞退宣言は実質的なFirefishの終了宣言? | GNU social JP Web)。
ただ、この後任指名は何の相談もなされずにされたようで、公式サイトjoinfirefish.orgのドメインの移管もなされなかった。ひとまず、naskyaの個人プロジェクトに近い形で継続が発表され、Kainoa放棄後の最初のバージョンが2024-02-06にv20240206として発表された (改版: Firefish v20240206 | Kainoa放棄後の最初の更新、リポジトリ―・公式アカウントの変更、今後の方針発表 | GNU social JP Web)。
このバージョンから、従来のx.x.xのセマンティックバージョニング形式から、随時更新のローリングリリース形式になるとのこと。公式アカウントやリポジトリーサイトも変更になった。
2024年9月5日、公式の声明が発表され、この日のリリースをもってFirefishはメンテナンスモードに入り、年末にはサポートを終了することとなった。
Link
- Repository: firefish / firefish · GitLab
- 公式サイト: FirefishFirefish
- 公式サーバー: info.firefish.dev | info.firefish.dev
- naskya :opensource: (@dev) | こぐま座 α 星: Firefishの開発責任者。
- Firefish (@firefish) | Firefish: Firefish公式アカウント。
- Chris Trottier (@atomicpoet) | Firefish: Firefishの初期に資金やマーケティング関係の協力。
- Kainoa's Portfolio: 元々の著者のKainoの個人サイト。
Firefish neko flavor
About
先述のnaskyaによる個人開発のフォーク。本家Firefishに細かい改善が加えられている。(ローカルタイムラインの位置の変更、MFMチートシートの位置が変わっているなど)
すべての変更点
本家Firefishからの移行、またneko flavorから本家Firefishへの移行が可能であり、リポジトリサイトにて、丁寧な説明もある。
2024年2月現在、本家Firefishに統合される予定である。ソース
Link
Catodon
About
Firefishの後継プロジェクトとして始まったプロジェクト。肥大化する機能をより厳選して、シンプルでわかりやすいものを目指している (報道: Firefishの現況は壊滅状態/後継プロジェクトCatodonの発表 | GNU social JP Web)。
Function
具体的にはまず以下の用語変更を行った。
- アンテナ→カスタムフィード
- チャンネル→フォーラム
- ページ→ブログ
- ブースト→再投稿
- ローカルタイムライン→このサーバー、グローバルタイムライン→全てのサーバー
他に、メニューの数も減らしました。リストとカスタムフィードをタイムラインからのみアクセス可能にし、グループはチャット経由のみです。クリップはコレクションに改名し、ブックマークの下のタブに配置しました。機能は減らさずに、メニュー項目を4個減らしました。なお、Galleryはほとんど使用されなかったので、削除しました。
ソーシャルタイムラインはない代わりに、ホームタイムラインに組み込みました。設定で変更できます。
Link
- 公式サーバー: Catodon Social | Catodon Social
- Repository: catodon/catodon: Federated community platform (WIP) - Codeberg.org
- matrix channels: #catodon:matrix.org and #catodon-support:matrix.org.
- Catodon (@catodon) | Catodon Social: Catodon公式アカウント。
- Panos Damelos (Catodon) (@panos) | Catodon Social: Catodon共同著者。
- Namekuji (@namekuji@its.waah.day) - WAAH!!!: Catodon共同著者。